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翠輪堂-日記-

文月あずさ@JADERINGSもしくはAzusa-Fの趣味的日常記録/不定期更新

ゲルガーの最期に想った、勝手な深読み
ゼノブレDE発売前夜祭~!
というわけじゃないけど、書きかけてたつなみら全開ネタバレ日記をこっそりUPします。
この記事の予約投稿の一時間後にSS付きおめでとりをUPするつもり。
発売一年もしたらネタバレの一つや二ついいでしょを思う派ではありますが、ネタバレ望まない人はリターンね~。
岬~めぐ~りの~クエスト~受けたら~♪
このイベで、このロケーションに着いた瞬間、思ったわけですよ。
「これは《スピアブレイク》→《スターライト☆ニー》で墜とせという事だな」と。
……いや、初手では(レベルも下げたままの舐めプだったんで)落とせなかったんですけどね(笑)
(下げ76Lvメリア[操作/毒氷雷スタライ]/ネネ/キノだと火力が足りず、スターライト捨ててメリア[操作/毒氷回復]/ネネ/シュルクで撃破。これでダメならEXPつぎ込んでLv83で粉砕するつもりだった。上級者設定たーのしー!!!)

その後の展開ですが、思ったよりもひねらなかったなぁという拍子抜け感があったのは事実。
正直、テトの研究室でのイベントでの退場、あれで済ませても良かったように思うのだけど。

おそらくはシュシュのイベントとかアンジェラのイベントのように、ネネやキノの掘り下げイベントに相当するイベをシュルク・メリア双方に組み込んだ結果、あのボイス無しイベが発動したのかな、とは思うのよね。
でもその点から言うと、まだバーン様Rのの方がすっきり一件落着感はある。
あの狂言回しを全てのクエスト終了後に発動させるっていうのは、10年ずっと「ソォコォダァァァァァァ!」って叫びながらバックスラッシュしてクエストやりこみしちゃうディープファンへのご褒美でしょ。
その表現はどうかと思うも(cv/大塚明夫サマ)
でも、敢えてゲルガーの最期を描いた理由、もしかしたら、と思うものはある。
ヒドイ(もしくは穿った)深読みにはなってしまうけど。

「権威に乗っかり、美味い汁を吸おうとする者の末路」と「その事に対する自戒」

ゼノブレは――ゼノブレというシリーズは――みんなのニンテンドーチャンネルでプラチナランクをキープし続けたという実績があり、それ故にWiiUの牽引役として同梱版発売も行われ、且つ、ロンチとまではいかないけれども他社の新規RPGがSwitchに出るのに先んじて作品を出す事が出来た。
後2作はいずれも荒削りな面が目立つので、無印のような諸手を挙げて歓迎という人ばかりではないのだけれども、それでも、ゼノはシリーズとしてディープなファンを獲得しつつ、それぞれの作品への強い思い入れを持つファンをそれぞれに形成しているように思う。
……実際のところどうなのかなー。何せ(Twitterを主とする)自分の周りは、もはやディープなファンばかりだし、ふらっと立ち入った人で見かける人はズンブリズンブリと沼にハマっていく人ばっかりなので。おいでませーvvvしまくる古参ファンとしては「いいぞもっとハマれ」としか言わんけどな(苦笑)。

そんな中、少し心配になるのが、4Gamer上の原田氏との対談記事で出た高橋氏のこの台詞。
「それこそ何十本という企画を出していますが,その中で通ったのは,ここ最近ではゼノブレイドだけ。たまたま僕の企画が通ったに過ぎません。」
もし、安全牌としての地位を確立したゼノを冠した物しか出せない状況にあるとしたら。
それはモノリスにとって、あまり良いことではないのではないか、という懸念はかなり強い。
一介のファンである私が口に出すまでもなく、その懸念は中で人を統括する高橋氏らの中でも根強いのだろう。「後進を育てる」事に関しては、4Gamerの記事に限らず、モノリスの公式ページやファミ通の杉浦氏インタビュー等何度か出ているけれど、やはり急務なのだろうなとは思う。
「本当は現場に全部任せるべきなんですよね。」
個人的には、バテンという「ゼノとは異なる可能性」が出て以降、「モノリス=ゼノ」ではなく、「モノリス→ゼノとかいろいろ」になって欲しいと思っている。
それが、私の読みたい「ゼノ」という物語をさらに刺激し、そして切磋琢磨する事で、どちらもさらなる高みへと、読み手である私をいざなってくれるのではないかという期待が強いから。

先に任天堂の庇護下にあったブラウニーブラウンが、自分達の願う作品を作る為にブラウニーズとして独立しなくてはいけなくなったのと同様に。
彼らが彼らの物語を作れなくなる未来には行き着いて欲しくない。

もっと新しいものを作り続けなくては、未来を自ら選び取り、切り開かなくてはいけない。
転がり込んできた良き時代に安住するのでは無く。

ゼノブレだけには頼っていられない。いてはいけない。
作り手の中から発せられた、そんなメッセージかもしれない、などと、ふと思ってしまったのだ。
(BGM「悲壮な決意」の使いドコロがソーカントク肝いり、というのはモナブスまで熟読しているファンとしては共通認識としてあるので、そこを逆手に取ったのかも、とすら思う。実際のところは当然ながらわからないけれど、そこまで思っちゃうくらいに、あの作り手さん達は「仕込む」事があるし、その「仕込み」の読み合いが楽しいからなぁ)

コーエイにオメガフォースが出てきたように、モノリスにスターチャイルドが出てきて欲しい。
ここ十年近く、ゲーム自体はゆっくりのんびりしか出来ないけれども、それでもじっくり読みたい派の読み手としては、総監督以下初期のモノリス立ち上げメンバーの薫陶を受けた新たな作り手・新たなモノリスの姿を見てみたいなぁと切に願います。


まぁ負けて飛び降りた悪役って、話がまた広がると、どこかで生きてるもんだけどナー(アシュラムさんとかアシュラムさんとかアシュラムさんとか)
後世、どっかでカメオ出演してきたらプギャーm9(^Д^)してぶっ倒そうw


※余談だけど「スターチャイルド」って今もまだキングレコードの登録商標なのな。もうスタチャレーベルはないけど。

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