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翠輪堂-日記-

文月あずさ@JADERINGSもしくはAzusa-Fの趣味的日常記録/不定期更新

キャリア教育とオンナノコ
ブログ保守でなんか書かなきゃなー、と思ってたら、相当昔に書いたネタが出てきた。
自分熱い。めっちゃ熱い。

そして、文章練られてない。

こういうの、ホント書けなくなったなあ……と過去の自分をうらやましがりながら、とりあえずUPしてみることにする。

もしかしたら、今の自分の主張と食い違ってる事叫んでるかもしれないが、まぁそれはそれで。





女性にもちゃんとキャリア教育を行うべきだと思うの。
そうでないから、声高に叫ぶ行動力を持つタイプの女性だけが「女性」として出てきて、でも、自分の中にある正義しか叫べないから世の中で通用しなくて孤立していって、男からは「だからオンナはわかってない」風に言われるし、他の女性からも「なんか私らが求めてる事と違うんだよねーあの人の言ってること」って言われるんだよなー。

……という主旨の思いつきを旦那に言ったら「確かにそうかも」と言われた。

そもそもキャリア教育とは何か、っつーのは、ウィキペ様が超端的に「現在や将来を見据えることなどを主眼として行われる教育のこと」と言って下さってて、ちょこっとほっとしてみたり。

そうなんだ、目先の事なんだ。

でも、あれ、待てよ。
自分の普段の生活で「目先の事」ってなんだ?

子供はいつ風邪引くかわからないし、台風や大雪やインフルエンザで幼稚園は予告なく突然に臨時休園かますし、野菜の値段は気温の上げ下げですぐに乱高下。そんな中で、どうやって先の事まで見据えろと?

そんな中で大事なのは、目先の事を考える頭じゃない。
臨機応変に動くこと。それが求められている一番大事なスキルで、オンナはそれで評価されると言っても過言ではない。
それが出来る人がエライし、ありがたいし、便利と言って重宝がられる。

とはいえ。
「臨機応変」というのは主婦の仕事のやり方の心得をこれほどなく表している言葉なんだが、でもその「臨機」は、通常状態の流れがあって初めて成り立つものなんじゃないのか、と思ってみたり。

そもそも臨機応変が出来たってイコール勝ち組かっつーとそうじゃないのは大黒摩季の歌でさんざん歌われてるしな。
男性ビジネスの中では「便利」や「使える」は勝利の言葉なんだが、オンナの中ではそうじゃないんだよ。

こうしてみると、今の日本の中じゃ、すっごい違う価値観の中で生きてるな、オトコとオンナ。

それ考えると、ただ単にオンナを職場に放り込んで納税者にすればいいって問題じゃなさそうなんだけど、それを指摘している人がどれだけいることやら。
オトコから見て「便利」で「使える」部分だけ利用させてもらえたらいい、そうやって使ってもらえればオンナもいいものだ、ってそういう所でとどまっちゃってる気がする。

女性視点で欲しいものをもっとガツンと主張して、オトコの価値観の中で、少なくともオトコに「その方が得になる」と思わせるだけのものを提示して、女性視点での「やりやすい」をもっと広く当たり前にしていったら、女性がそれぞれで持ってる価値観(家族との生活を大事にしたい、仕事もしっかりしたい)を守っていけるんじゃなかろうか。

その為にはキャリア教育をもっとオンナは受けていって、自分のものにしないといけないんじゃないかなあ。
先行きが見えないことには乗らないオトコ達を説得する為の武器として。
独りよがりにならず、反論もきちんと飲み込んだ上で、「どっちかっつーとプラスだよ」を導き出す為の思考法として。

今までの「社会に出たオンナ」っつーのは、さっきも言ったように自分の正義を叫ぶことにまずエネルギーを使いすぎてるから、どうしても宗教教祖みたいな状態に陥りがちで、周りにイエスマンばかりじゃないと不安になっちゃうんだよね。そういう悪循環を上手く断ち切れたら、もっといろいろ化けるのかもしれない。

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