翠輪堂－日記－

さっき電話が鳴っていた、らしい。

らしい、というのは、着歴が残っていたから気づいた事で。
たまたまケータイ見なければ全然気づかなかった。
気づけてなかった。二回とも。



聞こえない／聞こえなかった、というのは、割と子供の頃からあった症状で、注意力の問題やたまたまだと思っていたのだけれども。
昨日も旦那からのメール気づけてなかったし。
それどころか、夕飯時に会話が覚束なくて、嫌な思いをさせてしまった。
「もういいから休め」って言われるくらいまずかったらしい。
高校の時とかよく友達に言われてた、あの感じで。



医者に行った方がいいのだろうか。
聞こえなきゃまずい事は聞こえない癖に、聞こえなくてもいいことや見えなくてもいいものはいっぱい見るんだ。そっちの問題もあるから。
この三ヶ月で急速に悪化してる自覚はある。

でも行っても自律神経失調とか不定愁訴とかで片付けられたら、治すとかのレベルじゃないよね。
割と何度か経験済みなので、病院に無駄金払いたくないっていう気持ちの方が強い。
死ななきゃまぁいっか、とも思うし。
器質的な問題なら、死なないとどうにもならないんだろうし。



それより、今後「耳の聞こえヤバいみたい」って幼稚園とか小学校の方でカミングアウトしとくべきかなあ。
役員さんとか回ってきてしまったら、これ、確実に致命的だよねぇ。
再来年度は確実にどちらかでやらされる可能性高いもん。
むしろそっちの方が一番心配だったりはする。

聞こえない、耳に入ってるはずなのに理解出来ない、反応が遅れる。
本当に怖い。
頭痛で立てなくなるのも、足のむくみがひどいのも、一日中足が引き攣ったままなのも辛いけど、聞こえって外から見えない事だから、辛いというより怖いよ。
世界が遠くなる、何より怖いよ。