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翠輪堂-日記-

文月あずさ@JADERINGSもしくはAzusa-Fの趣味的日常記録/不定期更新

書けるうちにコンサートについて思った事を書いてしまいたい。
ツイの方が流した小瓶の届く率が高いんだけど、破片にもなりやすいし、書いてみてネガティブ方面に行っちゃったらやだなぁというのもあるので、とりあえず自分ブログにて。



ゼノギアスコンサートの映像化、確かにあったらすごく嬉しいと思ってました。
自分の「時」が伴わないのが最初からわかっていて、で、時が近づいたら近づいたでまた状況が悪化していて、聖なる月に降ってきたこのギフトを泣く泣く諦めるしかなかったから。
もしその片鱗だけでも手に入るならば、と思ってました。

でもコンサートを映像化作品にしない、という、日記での不退転の気持ち、あれだけ真摯に書いて下さった言葉を見た今となっては、私は、その決断を強く支持します。
その愚直なまでの音を奏でる事への情熱が、きっと私を惹きつける本質だから。

正直、あのタイミング&あの日程での決断は難しかったし、実際に今身動き取れる状態ではないから、思いがけず降って湧いたニコ生化は嬉しいけれど。
それって光田さんの本意なのかなぁという心配は、拭えなかったりもするんです。
あれだけ生演奏めっちゃ楽しそうだった様子を見た経験があるからかもしれないけれど。



それよりも。
20年も経った作品が今また奏でられる事の方が嬉しい。
私のように喜んでいる人がいっぱいいっぱいいるという事実が、何より嬉しい。

時の流れゆく中、喪われてしまうものが多い中で、風化せずに残っているものがある。そしてそれは私の好きなものである。
その、希有な幸せをありがたく押し抱きながら。

再び巡る時が、新たな奇跡を呼ぶのを、今は静かに待ってます。
まぁ、個人的に一番起きて欲しい奇跡は、ゼノギアスとクロノトリガーの音楽は、光田さんが奏でたい時に自由に奏でられる光田さんのものになって欲しい 、という事くらいかなぁ。
(……一つじゃない。二つだ。まぁいっか)

今回のコレで、ゼノギアスというIPがまだ強いというのが証明されてるような気もするので、経営判断としては手放さないと思うのだけれどもね。

音楽に限らずだけど、作品の根幹を作った人が、その作品に対して最大限の恩恵を受けられるような、そんなものづくりの形が、きちんと世の中に浸透すればいいなぁと思います。



(そういったものを買い支えていけるファンでありたいとの自戒も込めて)




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