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翠輪堂-日記-

文月あずさ@JADERINGSもしくはAzusa-Fの趣味的日常記録/不定期更新

好景気なんて飾りです!エラい人には(ry
♪ 好景気なんてないさ、好景気なんてウソさ
 寝ぼけた人が 見間違えたのさ ♪



トゥゲは重いから普段はあまり見ないのだけれども、「あー、そうなのか」と思うところがあったので、トゥゲの「搾取される感じがするものはとにかくもう嫌なんですよ」 を思わずガン見してしまった。

「生まれてこの方一度も好景気というものを見たことがないのに、「好景気になればー」なんて言われてもな」

そうかー、ベルリンの壁ぶっ壊してる人達とかソビエト崩壊でゴルビーさんがうつむく映像とか見覚えがない世代っていうのはこういう物の考え方をするのねー、と思いつつ。
そういう人達に向かって物を売るということは、そこらへんも考慮しないといけんのだよなあ、でも、そうでない世代にはやっぱり物の売り方がまた変わってくるのだよなあ、としみじみしてしまった。
うちの場合、子供たちがリアルにそういう世代だし。
災後世代とか言われちゃうし。

自分自身の裁量で買い物をする人口の1/3くらいが既に好景気時代を知らないのに、今の物の売り方ときたら、その上の2/3くらいの世代がそれまで経験してきた右肩上がりのやり方のままで100%来ているし、そうでないと発展できないシステムになっちゃってるし、それを修正するつもりもないのが、今一番厳しいところなのかもしれない。

……どうしても商売で考えがちなのは「育ちの立場の問題」かも。
先日も旦那に指摘されたことだけど。



♪ 好景気なんてないさ、好景気なんてウソさ
 寝ぼけた人が 見間違えたのさ ♪


今後物作りをして、物を人に出していくのだったら、そういう意識は忘れないようにしないとな、と思ってみたり。
まぁ今の私の立場でその思考法をいつ活用できるのか、皆目検討つかないのですが(爆/考えるだけならタダ)


話はそれるが、最近ミクがパンピー向けにもてはやされるのは、NHKの本性がヲタだから、というより、「若い世代の【消費】スタイルの革命」みたいな雰囲気を、なんとなく感じている人達が多いからなのかも、と思ってみたり。
この場合、【消費=楽しむこと】となるのだが。
既存の消費価値観の中からすると、全く新しい価値観で、でも異端というほどアレルギー的に排除されないのは、既存の消費価値観を侵害しない範囲で「革命」出来てるからなのかもしれない。
「最大多数の最大幸福」が既存の消費スタイルに依拠しなくなる日、というのはちょっと面白いかな、とも思うのだ。



ちなみに。
我々の世代はここら辺の景気感覚、割と二分されるんじゃないかと思う。
旦那と私とがいい例でして。
そういう点では、景気のいい時の価値観と(景気が良かった時代に)景気が悪かった価値観との両方を、そしてサービスを受ける側と提供する側との考え方の両方を子供に教えられる我が家の環境は、割と貴重なのではないかと思ったりはする。

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