忍者ブログ

翠輪堂-日記-

文月あずさ@JADERINGSもしくはAzusa-Fの趣味的日常記録/不定期更新

「世界観」解釈でつれづれと。
「小説の大部分はAIに書かせてます」――AI時代のストーリー創作術を、『428』イシイジロウ×『刀剣乱舞-ONLINE-』芝村裕吏が語り合った!
http://news.denfaminicogamer.jp/interview/genso-koryu
2017/3/28公開のこの記事、ようやくちゃんと読めたよ。
(なんで学生が春休みの間に公開するのさ主婦読めないだろ!と理不尽に泣いてみたり)

電ファミの記事はボリュームありまくりで面白いので、ちゃんと読めるときに読みたいと思っちゃうので、ついつい後回しで正座待機で読みたいのです。……昼食中しか「ちゃんと読める時」がないのはご愛敬。

(でもこれだけ力作揃いだけれどもなんらかの形で魚拓らないと学術的手法による論文への引用がしづらいんだよね。消えたアーカイブはアカデミア的にはツッコミの対象なので。……とその辺の議論だけでも一ネタ書けてしまうし今日の本題じゃないので)

あああ無明世界観極めてぇえええ、と叫びたくなるような気分ではあったりするが、それはさておくとして。
ガンパレのあの「キャラクターが好き勝手している」感覚は、あの当時は本当に新鮮だったなあ、とふと思ってみた。

でも、「世界観」論議についてちょっと一つ。
確か大塚英志さんが「世界観という言葉を最初に言い出したのは麻宮騎亜」みたいな事を、『キャラクター小説の作り方』の本の中で言ってなかっただろうか。
手元に本がないのでかなりウロで申し訳ないのだが。

キャラクター小説の作り方 (星海社新書)

大塚 英志 講談社 2013-10-25
売り上げランキング : 178193

by ヨメレバ
(まぁ私が読んだのは確か講談社新書版だった気がするので、上↑で引用した奴で増補されてたらどうなってるかわからない。今まだ手元にあったかなあ。それとも埋まってるかなあ。うっかりロストしたかなあ。持ってはいたはず)

あとは『妖魔夜行』あたりのTRPG的なシェアードワールドに言及するかなあとも思ったけど、そこに言及がなかったのも、実はちょっと物足りなさを感じてみたり。
『Aの魔法陣』も作ってる芝村さんが、そっち方面を知らぬワケはないだろうなあとは(勝手に)思うのだけれども、別口の宣伝記事としてのスタンスが強いから出せなかったかなあ。
そこら辺ヌキでまたトーク見られたらいいなあ、と思った特集記事ではありました。

あと、「GM(ゲームマスター)のAI化と、プレイヤーのAI化って別物」「GMによって物語が生成していくことは、もうAIによってほぼできる」(共にP2)は、なんか刺さった。というか腑に落ちた。
多分ゼノブクロがゼノブレほどのストーリーの充足感をもたらさないと言う感想を抱く人が多いのは、きっとその辺りなのかもしれない、とぼんやりと思う。『社長が訊く』からの推測もあるが、あくまでぼんやり。
(まぁ全然進んでない自分はまだ口をつぐむべきなんですけどな)


そういえば。
「世界観を天地創造から神話的に捉えるのがファンタジーで、世界観をエネルギー問題から捉えるのがSF」というような主旨のツイが昔あって、思わずふぁぼに入れておいたように思うのだが見つからず。もう消えちゃったかなあ。

拍手

PR

コメント

コメントを書く