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翠輪堂-日記-

文月あずさ@JADERINGSもしくはAzusa-Fの趣味的日常記録/不定期更新

2020年05月09日(土)のTweet[ふせったーlog]

#Azusaの妄想考察 予言官のデザ変更について。新デザインのあれが赤なんだよねーでずっとぐるぐるしてる事がある。旧デザインのものはやっぱり○○○○○○○○○○○○○○○○○なんだろうか?(ややギアスとサーガに頭ツッコむ) fse.tw/qZhEHPYc#all


posted at 06:27:26



RT>そういえば新規ノポンさん達、声優さん明らかじゃないのね? これ、下野さん&桑島さんコンビだったりしたらなんか嬉しいよね。 緑川さん&鈴木さんコンビだったりするとさらにムネアツかもしれん。 #Azusaの妄想考察


posted at 06:31:35


予想とは違ったけど、実物のリクとマナナかわよすぎて千本木さんと洲崎さんいっぺんに好きになっちゃいました。ステキな出会いだわー。

以下ふせったーログの為クッション。




ホントは突き詰めて自分なりの考察の結論を出したいのだけれども、発売が迫ってるわ、自分本読める環境にないわ、発売したところで休校とか続いていたらゲームできないんじゃ!というのがあり、後からだとまた考えることも変わってくるだろうなぁ、と思うので、とりあえず現状でのぼんやり妄想考察したところを投げておきます。
過去に拾っていた文献メモが、もしかしたら何かを繋げてくれるかもしれない、という気持ちから、自分が全然離れられないので。
文章まとまりも考えてる余裕ないので、書き殴り失礼。

『マリアの子ども』に関しては、偕成社版(1980年)のが青空文庫にあったので、一読した前提で話を進めます。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001091/card59522.html


自分がTGS春のサーガEP1文字だけプロモ見た直後位に取得していた『黒い聖母と悪魔の謎 キリスト教 異形の図像学』(馬杉宗夫 講談社現代親書 1998年)P90-91の抄録メモで下記のようなのがあったんですよね。
()内は私自身の補遺。当時の自分の関心(おそらくはレンヌ・ル・シャトーとマグダラのマリア)を元に、かなりいろいろ省いたメモなので、出来れば実際の文献を当たってもらえると嬉しい。
この本自体は、フランス各地に見られる【黒い聖母像】の意味と成立を追いかけているもので、聖母マリアを土着の大地母神と合一させるのでは?という結論で進む本なのですが。

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『黒い聖母と悪魔の謎 キリスト教 異形の図像学』(馬杉宗夫 講談社現代親書 1998年)P90-91
■ジャック・ボンヴァン『黒い聖母』(J.Bonvin; Vierges Noires, la reponse vient de la terre, Paris, 1988)が説く色の象徴

黒:大地を象徴する色。暗黒の地中からあらゆる生命を生み出す力を持っている=物質界の根源を象徴する色、生み出す力、母性を象徴する色。
緑:大地から生まれてくる植物の色であり、異なった両者に調和をもたらす色。物質界から精神界へとわれわれを導く役割。聖母の衣の色(※一般的に聖母マリアの衣の色は図像学だと青だけど、それは後にそうなったと説いている(理由は記載なし))
赤:太陽の色。愛やエネルギーを生み出す。救世主の衣の色。
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黒・緑・赤。……あれ? もしかして 全 部 揃 っ て る ?

……実は自分、プレイ激遅で、2020年5月の時点で未だにレックス君家の家庭訪問がまだなので、ここの考察踏み入っちゃっていいのかなーと言うのはあるのですが(大汗)、本来の三位一体《トリニティ》は「父と子と精霊」であり、聖母は入らないので、もしかしたらゼノブレでのトリニティはこっちの考えなのかなーと。

いやでも、キリスト教的に「マリア崇拝」は禁止でしょ?(三位一体への取り次ぎお願い!な「マリア崇敬」は(カトリックだと)アリだけど)
という前提知識があったんですが。

どうやらユングが『ヨブへの答え』という著作で、世界を構成する別の三要素を提唱していた、というメモも見つかりまして。
以下に、文献メモをば。
(こちらは聖母被昇天考察の一環で取っておいたメモなので、今回のネタに対してはやっぱり不完全)
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福島哲夫『図解雑学 ユング心理学』ナツメ社 2002.11
P186~P187
 また、キリスト教神学に対しては、現代のキリスト教には「悪」の要素と「女性」の要素が排除されているという事を強く感じ、父(神)と子と聖霊の三者が一体として神であるという「三位一体」では不完全で、そこに「悪」という第4の要素が入れられ、さらに聖母マリアの存在が重要視されてはじめて完全になると考えていた。
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先の大戦(アウシュヴィッツや原爆などの「悪」)、そして1950年の公会議にて聖母マリアの重要性がクローズアップされた事により、ユングは『ヨブへの答え』(1952)でその考察に取り組んでます。神は神(三位一体)だけでは不完全で、そこに「悪」と「女性性」を足すことにより、世界を完全に説明できるのでは無いかと。

「悪」の「黒」、そして「女性性」の「緑(翠)」、そして「赤」。

「黒」と「翠」と共にあるもの、というTL上でのアルヴィース君の話(※ネタバレ忌避しないので見ちゃってる)に対し、DE紹介プロモでアルヴィース君の鍵型アクセサリーが「赤」に置き換わった事で、「ああ、これなのか」というところに、なんだか合点がいったのです。

では、旧デザインで特徴的だった胸元の「鍵」って何だったんだ?
多分10年前は説くつもりのなかったその設定は???

と考えた時、それまでのゼノで考えたのが、ゼノギの「ゲーティアの小鍵」と、ゼノサのゾハル格納庫でKOS-MOSが読み上げた「マリーエンキント」だったんです。

悪霊と天使を使役する魔術書であり、ゼノギ作中では人を変容させしむ力を持った「ソロモンの小さい鍵(ゲーティア/レメゲドン)」。

禁を犯して13番目の鍵を使い三位一体をその目にしたがために、天上から堕とされ、地上で辛苦を舐め改悛したことで再び天上へとすくい上げられた「マリアの子」。

……自分の妄想考察は(実際のゼノブレ2EDをまだ見てないのもあって)ここで止まってしまうわけなんですが、もしかしたらDEと『つながる未来』が、さらなる考察を呼び込んでくれるんじゃないかなあという期待があって、今からワクワクです。

自分にとっては、ゼノは「いろいろな過去の智を繋げ、再構築し、独自の物語エンターテイメントにまで昇華したもの」だから。
今度はどんな「繋がる物語」を見せてくれるのかな…。

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