忍者ブログ

翠輪堂-日記-

文月あずさ@JADERINGSもしくはAzusa-Fの趣味的日常記録/不定期更新

[個人レポ]20030721モノリスソフト新作発表会~EPISODE2003~:5_ゼノサーガ EP1 リローデッド情報[再掲]

EPISODE 2003 当日レポ:05:ゼノサーガ EP1 リローデッド情報

※本記事についての説明&注意事項はこちら→0_Index

ようやくお待ちかね! ゼノサーガに関わる情報です。
とはいっても最初はリローデッドだけどね(笑)

6.『ゼノサーガ EP1 リローデッド』プロモーション映像~杉浦氏による解説~
ゼノサーガ・今後の展開:
「『ゼノサーガ1』の出荷台数:全世界で100万本を突破。
北米でも多くのユーザーを獲得した。
(5月末に発表されたナムコの中期決算報告に拠れば、目標販売数10万本のところ、20万本の販売を記録。……要は、「売れるかな~」と思った数の2倍売れたという。
今後は世界のユーザーのニーズに合わせた作品づくりが必要になっていく。
RPGのみならず、他のジャンルのゲームにも挑戦していくかもしれない」

高橋「監督」は今……:
「高橋氏は現在、『監督』という枠組みからはずれ、作品を俯瞰的な視点で見られるような体勢になっている。これにより、作品のノベライズや、アニメーション化などの動きも行っており、近い内に発表できればと思っている」



 つくづく思うんですが、たぶん高橋氏って、(うっかり「カントク」と言いそうになっちゃいますが)
リーダーやるよりも、裏で黒幕やる方が得意なタイプなのではないかな~と。
 こういうタイプの人間って、人を使ってあーだこーだと指揮するよりも、
まず自分でバリバリ動いていってしまう、自分の手で全部やらないと気が済まない、そんなタイプなんですね。
 ある意味貧乏性&苦労性なタイプと言えるかもしれません。
 譬え監督だー副社長だー、と偉くなったからといって、そういうタイプの人って、上に立ったところで自分の性質がそうそう変わるもんじゃない。逆に、上に祭り上げられることによって、それまでやれていた所に手が届かなくなってしまい、それによって、それまで作り上げてきた「働き者」のレッテルがうまく維持できなくなってしまうんです。結果、やることなすことうまくいかなくなったりとか。
 実際にそういう人、よく見かけますしね。
 だから、逆に、地位とかそんなの与えないで、とにかく下っ端の仕事からでもやりたいようにやらせてみた方が、最終的にめちゃくちゃいい結果を生み出す、そういうことが起こりうるタイプなのではないかと。
 そういう自分の性質を見つけて(もしくは、理解ある周りが発見してくれて)、そして、今回の「俯瞰的視点」(サイトによっては「スーパーバイザー的立場」なんて表現が使われていましたが、杉浦さんはそうは言ってませんでしたヨ)に立つ状態になったのだとしたら、多分、それが、彼を一番輝かせる最上の方法なのかもしれないのです。
 その結果、面白い物が出来て、それを私たちが楽しめるのであれば、本当に、それが何より嬉しいことなのではないかと。

 会ったこともない人に対して僭越やな~自分と思ったりもしますが、これまでの雑誌言動の微妙な揺れ動き(特に、ザプレ別冊ファンブック2に寄せられた、それまでの、作品に対する絶大的な自信をあっさり覆すような発言等)を見るに、彼が一番やりたいのは、作品を作ることであって、作品づくりをまとめあげることではないんじゃないかと、強く思ったりもするわけです。
 確かに、監督の影響というのは、作品において非常に大きいものがあります。ですが、現在のように作品規模が大きくなり、『監督』という立場が、作る人間から、人をまとめ上げるための人間となってしまった時、彼によって与えられる影響力の幅というものは、作品それそのものへとうまく反映させられないのではないでしょうか。
 従来の、SFCくらいまでの規模のゲームであれば、それこそ監督がシナリオ書き兼演出家として、作品に対して直接自分の描く物語を投げかけていく事が出来ていました(実際、容量的にはSFCとほぼ同規模であるGBAソフト『逆転裁判』の公式サイトとか見ていても、「ああ、監督って立場は大きいんだな」と思います)。でも、今のRPGはそういう作り方へと戻れません。でも、彼は、自分の言葉で自分の描く世界を彩りたかった、だからこそ、監督という立場よりも、監修・シナリオ書きという立場へと、自分を移行させた、――それが今回の監督降板劇なのではないかと私は考えます。……実際、本当のところはどうなのだか、それは知るすべがありませんが。

 でも、「クリエイター」と呼ばれる人間が、本当に作りたいものに自らを投じているのであれば、それが、何より一番なのではないかと思っています。



閑話休題。
さて、肝心のリローデッド情報なんですが、内容としてはみなさん既にご存じの、既出情報のみでした。
・モモ→キルシュ、KOS-MOS→アーキタイプという新コスチューム。
・海外の声優さんによるアテレコ(ま、そりゃとーぜんか)。
・一部イベントシーン(主に白い人の問題行動シーンの事かと)の変更。
・プレイバック機能の追加

というか、多分これ以上の変更はなかったのではないかと
これ以上変更していたら、それはもはや違うゲームだろヲイ、ってやつですね(笑)。
むしろリローデッドの最大のウリは特典映像DVD、これでしょう!
封入予定の特典としては、
・北米版CM映像
・設定画集
他、だそうです。
今回使った『バテン・カイトス』や『ゼノサーガ2』の映像も入れるような事を、明言はぼかして言ってたような言わなかったようなところが非常に不安ではありますが。
 でも、せっかくだから、国内版CM全種類とか、ゲームショーで使用したプロモーションムービー全種とか(特にマシューズ船長の「水!」バージョンはもう一度見たい!!)、社内発表用トレイラー映像(MGS2限定版のおまけディスクみたいにね)とか、もっといっぱい盛り込んで欲しかったりしますよ、せっかくですし(笑)

拍手

PR

コメント

コメントを書く