"Lゼノギアス語り"カテゴリーの記事一覧
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相変わらずの事前投稿です。
なんか事象変異が起こったりして、でもこの日記が残っていたら、それは事故です(永劫回帰どーん!)って事で一つよろ。
休日にブログやらツイやら書けなくなって久しいので……スマヌ。
子供のアン卒(アンパンマン卒業)やプリ卒(プリキュア卒業)じゃないですが、もう子供っぽいーとか嫌いーとかになって離れたのではなく「もう自分はそんなに執着しないかな」となったコンテンツはいくつかある。
例えば6あたりのDQとか。FFだったら9以降。
好きだったものをディスるような離れ方をする人はぼちぼち見てきたけど、自分としては少なくとも一度面白いと思って追いかけてきたお話に砂掛けるほどの事はなくて。
だから卒業。
テレビで取り上げていて、ちょうど時間が合えば見たりもするけれど、多分配信系は告知見かけてもわざわざ時間取らないかなとか、その程度の、ゆるい「好き」になる感じ。
睡眠時間削ってまで時間を費やさない、そんな軽さになったもの。
そういう意味だとゼノは、もう四半世紀もずっと留年してて、ずっと自分の心の中で離さないくらいの執着がまだまだ続いているんだけれど、最近ふと気がついた。
ゼノギアスに関しては、じわりじわりと「卒業」が近づいている感がある。
描きたい二次創作はまだいくらでも沸いてくるし、ゼノコンで熾火付けられたからピアノも改めて弾きたいんだけど、何を差し置いても関わりたいか、というと、そこまでの執着や情熱はゆるゆると消えていっている気がする。
それは、新しい物語を出す気配も能力もないのに次から次へと高額グッズばかり出して、切り捨てた過去をしらばっくれ続けているスクエニのやり口に食傷気味だからかもしれない。
光田さんや田中さんや石垣さんが関わっているのだけが救いであるとはいえ、自分がゼノギアスに惹かれたのは、彼らや当時のスクウェアで揉まれて生まれ出ていた多大なる才能が渾然一体となった【ゲーム】というあの形だから。総合芸術としての【ゲーム】だったから。
それゆえにグッズだけ出されてもなー、という事で、結局2000年代以降に出たものはゼノコンBD以外はほとんど手を出せていない。ゼノコンそのものも家族の事情があって結局申し込む事すら叶わなかったし。グッズが出ても飾る場所も自由もないし、自分に何かあった時に家族に処理任せるにはフィギュアとかプラモとかはかなり大変だと思ってるから迂闊に手を出せない。
セイレーンはムイムイ文書の事を知った後でガンプラ好き旦那に見せたら「かっけえええ!」と勝手に買ってきたのでぶっちゃけタナボタ。所有者は旦那という気楽さもあり。そういう意味だとフィギュアだけを家に入れるのはちょっと無理だな~(amiiboはこっそり買う)
フィギュアヘッズとかFFBEとかシアトリズムとかあったじゃん、とも言われそうだけど、やっぱり私の中ではゼノは【物語】なのよ。物語が伴わなくて、ただキャラがお祭り的に出ているだけなのは、やっぱりなんか違う。
忘れられてないのは嬉しいなあと思いつつも、所詮は期間限定イベでしかないやん!とか、2008年の10周年の時は何もしてなかったの忘れてないからな!?なところもあったりする。(OperationRainfallが無かったらこういう事態になってないよね?とも思うし)→参照:ぼくらは「ゼノブレイド」が遊びたいんだ! 海外のJRPGファンが「オペレーション・レインフォール」を開始|ねとらぼ|2011年06月29日 09時42分|池谷勇人,ITmedia
それとは別に、ゼノって今はモノリスソフトの力であの当時描けなかった物語の果てを少しずつ見せてもらえているから、それで自分がほどよく満たされているのかもしれない。
そういう意味だと卒業というより昇華なのかもね。
次があるから縋らなくても良くなった。
『ダブルクロス』でいうところの、もうタイタスになってる状態なのかも。
前に↑このツイした時「あれ?ゼノは続いているんじゃ?」って引用リプもらったけど、『ゼノギアス』も『ゼノサーガ』も『ゼノブレイド』も、全部ゼノではあるけれど、それぞれが違う命を持った子だという意識がなんとなくある。#絶望的だが続編を待ち望んでるゲーム
高橋さんの編んだ世界観で
光田さんの奏でる音楽を風に抱いて
田中さんの描いたキャラクター達が
石垣さんの描いたメカを駆り
(もしくは石垣さんデザインの敵メカをなぎ倒し)
旧スクウェア三課の多くの方々が描いた大地を駆け抜ける
ゼノギアス pic.twitter.com/1qyAz2WFEg
— Azusa-F (@jaderings) September 4, 2019
作る環境に翻弄されながら、磨き上げられてきた別々の形。
それぞれの、生まれ出た時期の価値観をその身に宿した、あの時代にしか出せなかった作品。
その魂の輝きは同じ。でも、纏う物語は色とりどりの、もの。
つながっているようで、つながっていなくて、つながっていなくても良くって。
だから、別の、別々の物語として、ちゃんと読んであげたい気持ちが強い。
過去の作品に縛られず、外《Xeno》に飛び続ける物語を。
もしかしたらかつて描きたくて描き切れなかったものはこれだったのかも、なんて、新しいものの中にその残滓は見つけることがあるけれども、でも基本は、先の事など囚われずその時その時の全身全霊が形になったものだと思っている。
過去の物語に囚われすぎるのは受け手側の傲慢なのかもしれない、そんな恐怖に駆られることもある。
だからこそ。
もう一度ゲームを通しでやれる自由があったなら。
物語にのめり込める時を得られたならば。
自分はもう一度ゼノギアスに執着することになるのだろうか?
そしたら。
その時にまた【入学】すればいいよね、って、思ってる。
とはいえ、Switch ベタ移植来るよ言われたところで、クロノクロスのように配信だけで売られても、DLはマルチゲー優先・ソロゲーや家庭内で推してる人間が一人だけの場合はパッケ買いが原則の我が家じゃ遊べないしねー。
ニサンバグがそのまま残ってるの見て「あーマジにベタ移植なんだ」ってニヨニヨする機会を捨てるのは惜しいんだが。参照:Xenogears_バグ|うぐぺ
それよりも。
PSが動くうちに、またやりたい。やれる人生になりたい。
取り貯めたセーブデータも半分飛んじゃってるから、せめて若絡みイベ前は取り戻したい。
* * *
とても25周年合わせのおめ投稿ぽくないですが、ここ数年、自分の事がやれなさすぎて、いろいろ絶望しかかってるせいだと思います。
元気出したいなー。それにはゲームしたいなーなーなー。
(ハタラキカタカイカクで中学生が毎日13時に帰宅する世界線に住んでいる身には贅沢すぎる望みです。ええ、わかってるんよ)
あ、でも、過去絵はいくつか発掘しているから、ツイ向けに加工出来たらUPするくらいはやるよ~。
ちょっと元気出します。うん。PR -
8月10日はバルトの日!というわけで、2020年の時にUPしたSSなんですが、気がついたらこちらのブログには載せてなかったわ、と気付いたので再掲。#8月10日はバルトの日
その昔、ゼノのワンドロに初めて出逢って感激のあまり勢いで参加しようとしたのだけど、カプ禁だったの気づかず書いてしまいお蔵入りになっていた若マルです。マルー視点で若をカッコよくしたかった話。 pic.twitter.com/mLKCJX3Jse
— Azusa-F (@jaderings) August 9, 2020
新書版メーカーたーのしー!てなって以降、作品ハピバ合わせで作ったSSは、こちらのブログに予約投稿してツイには別途新書版メーカーで成形してから出来るタイミングで投稿して、というスタイルだったのですが、その原則が出来ていない時期のUPだったので。
それはそうとして今年のバルトの日は何も作れなかったので、せめてもの賑やかしに。
やっぱり何かしたいのよう。
ちなみに下の前書き御託は一番最初に投稿しようとした2014年7月12日当時のままです。
消そうかとも思ったけど、自分記録だから残しておきます。
@yokutoさんが立ち上げてくれたWEB企画ゼノギアス深夜の60分一本勝負に投稿しようとして、ダメやカプ話やこれー、とボツったのがコレ。
(主催さんの意向でカプ要素は抜く、というのがありまして。でも勢いで書いてしまって、後で参加要項改めて見直したら、お題から外れてたよアワワワごめんなさいな状況に)
人と人とが交わり合うのが主題(だと私が勝手に思い込んでる)のゼノギアスにおいて、SSでカプ抜く話というのはきっついわー、と思いつつ、でもだからこそ挑み甲斐がある!と妙に燃えてしまいまして、次の朝に結局遅刻参加はしたんですが、でも、最初の勢いも大事にしたい気もするので、自分ヒストリーとして残しておきます。
うわー、ゼノギで書くの何年ぶりだよーていうか時系列いつだよこれーそんなあやふや状態ですが、イキオイの産物なのでご寛恕いただければ……。
(脳内年表パラパラ、多分矛盾しない大丈夫……なハズ)
しかし、ホントに楽しかった~!
機会をいただけて、本当に嬉しかったです! -
ええ?もう20周年から2年経ったんですか? 早すぎません?
年を取ると時間の進みが早くてのう…ヨボヨボ
まぁゼノギが出た後の私の人生における濃密な2年間に比べたら、正直シュミ充薄味な2年だからなぁ。現状仕方ない事とはいえ。
でも、ツイでゼノ描きさん達やゼノ好きさん達がオフ会してたり、今度サンクリ内でモノリスト開催されたりとか、腐女子沼片足突っ込んだまま抜けられないご隠居としては、若い人達の楽しんでいる姿に、気持ちも軽やか・若返る気分を日々もらっている次第であります。
それが関係してるかどうかはさておいて。
ゼノコンBDが決まった時、嬉しさのあまり勢いでエバノにがしがし書いたお話がありまして。
ささやかですがお祝いにぺたりんこ。
ていうか、途中まで書いて、細かい部分詰め損ねていて、しばらく書き直す余裕がないままBDの発売日を迎えまして。で、実際のBD見たら、舞台のライティングの様子とか全然違っていて「ぎにゃー」となり(笑)。ニコ生越しの記憶が嬉しさのあまりウェルス化 していたようです。
なので最初の勢いからは大幅いじりましたが、とりあえずまとめあげました。俺様満足。自己満足。
この手の二次苦手な人は、いつも通り商品画像貼っておきますのでリターン推奨です。
…在庫アリなのになんで商品画像がないんですかー楽天さん~(T_T)
えーいリバディスクでせめてもゼノギ気分を!
「先生~明日のカメラ借りに来たんだけど~」
山の上にたたずむ一軒家。麓のラハン村の住民が頼りとする医師、シタンが家族と住む家だ。そこに、フェイはひょこりと姿を現した。
翌日に控えた二人の親友の結婚式、そこで使うカメラは彼から借りる事になっている。病気や怪我の類いの知識はもちろんのこと、機械の扱いに長けた風変わりな医者を、村の皆は日頃から頼りにしていた。
「あれ~? いないのかなあ。往診かなぁ…」
呼んでも反応がないのはよくあること。勝手知ったるといった風情でフェイは裏のガラクタ部屋へと足を伸ばす。……ガラクタ部屋などとシタン本人の前で言ったらきつくたしなめられるであろうが、何に使うかわからないような機械がごろごろ転がっている部屋は、誰が見たってガラクタ部屋としか呼べないだろう。
「先生~いないのかーい」
床に散らばった工具の箱を避けつつ、フェイは辺りをきょろきょろと見回す。その目が、作業机の上に置かれた洗面器ほどの大きさの黒い本のような物体に吸い寄せられた。
「……鏡?」
大きさはやや大きい書物といった風情か。薄く細かい傷があるものの、よく磨き上げられた板が直立している。黒くすべすべの表面は、最初見た時鏡かとも思ったが、わずかに顔が映るのみで、これで化粧をしたりひげを剃ったりしてもよく見えないだろう。
その土台の部分には丸い彫りのある板が蝶番で繋がっており、上の板を倒せば本のように折りたためそうだ。脇から伸びる紐状のものは、布とはまた違った質感のもので、どこかガラクタの山の中に突っ込まれている。どこに繋がっているのか全く想像がつかなかった。
土台の手前の方には四角いボタンがいくつもあり、三角を二つ重ねた記号やら四角やらの記号が整然と並んでいる。そのひときわ大きい三角のボタンの手前側で、オレンジ色の優しそうな光が小さく浮かんでいる。
「なんだろ、これ……」
思わずフェイは手を伸ばす。少し表面をなでるだけのつもりだった。が、ボタンはそのわずかな力だけでもカチリと沈み込み、光の色が薄い緑色に変化する。同時にジジ……ガガ……とこすれるような音。直立した黒い板に走るノイズ。
「わ、やばっ……」
泡食って手を離すも、どうしたらよいかわからない。無駄にバタつくフェイの目の前で、黒い板の――液晶画面の上に、一筋の赤い光が差し込んだ。
ず……ん
腹の底に響くような音の後、むせび泣くように流れる弦楽の音。静かに、もの悲しく、滔々と響き渡る。
「え? あ? ええ?」
不安定に踊る旋律。か細く、でも確かな響きが、目の前の機械から発せられる。
画面は光が差す時もあれば、砂嵐を交えて見えなくなったりと安定しない。だが、合間合間で人々が――奏者が――楽器を手に、もの悲しく冥く不安をかき立てるような音を紡ぎ上げる。
ぞくりと、背筋を走る感覚。
フェイは息を飲んだ。目が、耳が、離せない。
静かにうねる海のような響きが、転瞬、荒々しく舞い上がる。嵐が、音が、フェイの五感を鷲掴みにする。
――「おまえさんの行く手には黒く冷たい風が吹き荒れておるぞ」
昼間、村で戯れに掛けられた言葉が脳裏をよぎる。冗談だと呵々大笑して言われたそれが、まるで旋律となって襲いかかってきたかのよう。
――これは……。
荒々しく吹き荒れた音の波は、大きな破滅の音を響かせた後、深く地の底を這うような男声の響きに代わった。寄り添うかのように静かな女声が唱和する。白くけぶる画面。ゆらゆらとゆらめき、夜の帷へと沈んでいってしまうかに思えた重奏は、しかし、昇りゆく払暁の光のような風琴に誘われ、ただ気配だけを残して静かに消え去っていった。
──この感覚、どこかで……。
「おや、動かしちゃいましたか」
背後から声がした。びくりとして振り返ると、そこにシタンの姿があった。彼は僅かに嘆息する。
「ここの物を勝手にいじっては駄目だといつも言っているでしょう?」
「ごめんよ先生。ちょっと気になっちゃって、つい……」
機械は次の曲を奏で出したようだ。柔らかで規則正しい旋律をなぞるかのように、縦笛の深い音色が静かに歌い上げる。
「これ、いったいなんだい?」
「それがわからないんですよねぇ。この中に青くてすべすべした円盤が入っていて、それが回って音や動く写真が出るらしいというのはわかったんですが……」
シタンの節くれだった指が、土台の円を静かになでた。
「音は何とかなりそうですが、絵は安定しませんね。どうやったら直せるかな」
「ああ、待ってよ先生」
四角のボタンを押そうとするシタンを、フェイは慌てて止めた。
「もう少し、聴かせてくれよ。……なんだかとても懐かしい気がするんだ」
シタンはきょとんとフェイを見たが、それも一瞬のこと、いつものように柔和な笑顔を浮かべて首肯する。
「ええ、いいですよ。どこまで動くか、私も気になっていましたしね」
静かに画面を――今は黒く何も映さない画面を共に見つめ、シタンは静かに呟いた。
「もしかしたら、あなたの中に、この音楽が好きだった誰かの心が生きているんでしょうね……」
後書きイイワケとりあえず蛇足。
ロストテクノロジーを見た後退人類の思考書くの、たーのしー!!
BDプレイヤーの描写、めっちゃ楽しかったです、ハイ。いくらシタンに変な物日頃見せられてるとはいえ、フェイ、わっかんねぇだろうなあ~(ニヒニヒ)と書いておりました。
気合いが入っているのは『冥き黎明』の旋律を言葉で表現するところですが、難しいけど楽しいねぇコレ。かつてTIGRAFの水口さんの講演で「ゲーセン音楽は音抜け重視」という言葉があったんですが、RPGの音楽――特に植松さんによってスクウェア音楽室で煮込まれて、それをその身に溜め込んで描き出してきた光田さん達の作る曲は、やっぱりかつてのゲーム音楽という枠組みからすると新たな進化の一つの形を作ってるよね、と思います。とはいえ、最近のゼノだと光田さん、完全にドラマ部分の曲ばっかりで、それはそれでいい曲ばっかなのだけれども、このゼノギの時代だと、フィールド曲のようなループする曲も面白み多い曲多かったんで、またそういうのをゼノで描いて欲しいなぁ、と欲張り思ったりw
それとですね、楽器の和名、いくつか本来の和名と違う部分があります…が、フェイはそんなに楽器に精通してないだろ、という偏見(だって音楽的なものにあんまり触れてないじゃん過去も現代も)で、多分あまり楽器知らん人が聞いたらそう表現するんじゃないかなー的名称に変えてあります(その方が響きが良かったから、というのもあります)。 なので、他所でうっかり言うと恥かきます。ご注意。
さあて、23周年に向けて、またゼノ充続けていきますかね♪ -
先週末の三連休に入る直前、自分的にはちょっとしたビックリ大発見がございまして。
思わず引用RTしたんですよ。
そうしたら、それをきっかけにいろいろな話が連鎖的に出てきて「これだけしっかりした話が出そろってるなら整理しておきたいな」という気分になり、土曜の早朝、唯一PCが使える時間帯にブラウザ版上で連ツイとして書きかけていたんだけど、文字数制限や資料再確認やらで変に時間が掛かってしまい、そうこうしているうちに家族が「腹ぺこだおぅ」と起きてきてしまったんで「いやーんまだ5:50やろー!」と慌ててテキストエディタにコピペ繰り返してデスクトップに「無題.txt」で保存するハメになるという、おかんあるあるだったのでした(T_T)RT>この広告、Wikipediaで資料不足疑義が唱えられているゼノギアスの項の序文の「裏FF7」論を裏付ける立派なアーカイブだわ。旧スクウェアのゼノギ頁トップFLASHにしかない記載かと思っていたが紙媒体で在るのね!
ファミ通も電プレもザプレもNDLに保管あるから確認も取れる…取りに行きたいー!(遠い) https://t.co/5bziQW5hMN
— Azusa-F (@jaderings) 2018年11月21日
なので、途中までツイで書こうとしていたスタイルそのままをベースに(140字制限気にしなくて良くなった気楽さから)増補しながら掲載します。
ツイートの引用もそのツイに差し込む予定だったものを載せています。自分の中のまとめとしての形を優先する為、実際のツイートの投稿時間とは情報の順番が前後してしまいますが、ご了承下さい。
これらのお話をTwitter上で拝見させていただかなかったら、私個人の趣味としての範囲では調べるのが時間的・物理的に難しい事柄ばかりであったので、今回見せていただいた数々の資料、本当にありがたかったです。この場を借りまして改めてお礼申し上げます。
「裏FF7」の話、自分としては「公式サイトだけでなく紙媒体でも確かにこの呼称が使われていたという話だ、ありがたい!」と思ったところから、あれよあれよと情報が集まってきて、ネットの集合知が良い方向に連鎖するの、なんだか昔のゼノ掲示板感覚で懐かしい。
ちょっと自分で情報整理→
1)ゼノギアス遅れハマり&ネット自由使用が出来たのが1998年後半以降だった私が「裏FF7」の呼称を確かに目の当たりにしたと言えるのが、旧SQUARESOFTのサイト上、トップに置かれていたFLASHでスクロールしていく文章上。
「What_X?」という頁にも記載があったらしいが、印象深かったのは上記のもの。
>>参照:InternetArchives
(PlayOnlineドメインに変更になって以降のもの。InternetArchiveについての私のスタンスについては別途後述します↓)通りすがりですこんにちは。
旧サイトにはテキストでもほぼ同文の記載があり、インターネットアーカイブでも参照可能なようです。ご参考までに。
> ゼノギアスが裏FFVIIと呼ばれるもうひとつの理由が、そのシナリオにある。https://t.co/LfszObal8p
— スベアキ(Ryo Saito) (@Subeaki) 2018年11月22日
2)ところが、Wikipedia上では(いつからかはわからんが(差分確認する根性も無し))少なくとも18/11/22時点まで、この「裏FF7」というキャッチコピーでゼノギアスが売り出されていた事実に[誰に?]というタグが付けられており、「真偽の不明な情報」という扱いになっていた。
3)確かに存在したの私は見たんだけどな~、でも今ネット上にサイトそのものがない以上、不確定情報扱いなのは仕方ないかな~…そんなもやもや~を抱えていたところ、フォローしているゼノファンの方からのリツイートで回ってきたのが、この雑誌広告の写し。
4)前述↑のInternetArchiveも写しとしては有用なのだけれども、元々がネットのキャッシュやら何やらからかき集めた、提供元が積極的に提供したものではない非公式データであり、サイト管理者の申立で削除も可能な媒体(だったはず)なので、Wikipediaさんこれじゃ認めないかな~という不安は多少あった。ゼノギアスの雑誌広告を見つけた。裏FF7。 pic.twitter.com/HoTaZEEqWq
— Diseal (@dis_ssvt) 2018年11月21日
(ここら辺日本の著作権法とアメリカのフェアユース法とかをガッツリ調べなくては確かな事が言えない部分で…TPPでの著作物扱い方の統一ルールとかの絡みもあるし、そもそも著作権法が今の時代に合ってない云々とかの問題も絡んできて……正直勉強不足ですゴメンナサイ)
5)ただ雑誌に載って遺っている、というのはかなり大きい。というのも、日本の国会図書館(National Diet Library …以下NDL)には納本制度というものがあり、国内刊行物を半永久的に保管するシステムが存在する。で、ファミ通を始めとした出版大手のやっている雑誌は大体保管がされていて、20歳以上なら館内閲覧が可能であり、成人なら誰でも裏を取ることが出来るのだ。
ゼノっぽく言うところの「AAAのデータです。改竄の余地はありません(ゼノサEP1)」といったところ。
(館外貸し出し制度もあったとは思うのだけど、持ち出し可能文献に制限があったりするのと、手続きがちょー面倒なので覚えてない。必要ならNDLサイトでやり方検索してくれor20歳以上で身分証明書持っていて館内用透明バッグに入るだけの手荷物で東京メトロ乗れるなら直接行っちゃった方が面倒がない(※個人の感想です))
6)それとは別にゼノギアスを「裏FF7」として宣伝する見開き広告が電プレvol61(1997/12/12号)に掲載されていたのが今回判明。最初に見せていただいたVジャンプのものは部分保管の為掲載時期は不明とのことだったが、後にゼノギアスの攻略本がVジャンプから出た事も鑑みるに、おそらく同時期掲載と思われる。
(もしかしたらファミ通やザプレ等にも同時期に同様のものがあったかもしれない。特にザプレは「箱崎えれめんつ」等、投稿コーナーで積極的にゼノギアスを応援してたしね)
7)ちなみに私のゼノギアスとの出会いは、97年秋頃にFF6好き友人が見せてくれた雑誌記事だったので、もしかしたらそこでその文言に既に出会ってたかもなーと思うのだが、そこはさすがに掲載誌も何もウロ。そもそも自分、こんな20年も暗く残酷な神の夢に縛れているハメになるとは夢にも思って無かったし。こちらに掲載されています! pic.twitter.com/SDp3Cii16z
— ぁぐ (@_agu_agu_) 2018年11月23日
…いやそもそも、プレイアブルですらないご先祖様の名前だけでゲーム買い決定とか、どれだけ砂漠の王様好きだったんですか私(w)(いや今も好きだが)
8)さて、スクウェアサイト上での「裏FF7」記述は、後にスクウェアがPlayonlineの中心的役割を担う中でドメイン移転をしてしばらく掲載されていたと思われるが、おそらくPS3発売前後でPS3が物理的に下位互換しない事で、一時期サイト上から情報が消えていたような。…ここら辺(ゼノサーガとバテンに夢中→リアルタイムプリンセスメーカー(一般名称:子育て)に人生が移行した関係もあって)まともに追跡もしてなかったからウロ過ぎるけど。
9)後にゼノギアスがアーカイブ配信された時(08/6/25)に掲載された情報は、他のPS旧作同様概要を示すだけのもので、元のサイトのようなどっさり情報は消滅。「裏FF7」の文言は、このタイミングで確実に、公式の形ではネット上から消えてしまったと思われる。
>>参照(2018/11/26閲覧):
Playstation Store:ゼノギアス
PlayStation ソフトウェアカタログ:ゼノギアス
……うん、140字制限の中でやる内容じゃなかった(爆)
以下雑感(蛇足とも言う)。
20世紀末、インターネットという表現を得た時には「発表されたいろんな情報がネット上でいつまでも自在に見られる!」と思ったものだが、各種公式情報やiswebやgeocitisといった「ファンの作り上げるもの」のみならず、公式のものですら保って数年で消えていくのを目の当たりにしてきていて、アーカイブマニアとしては「うわーんうわーん勿体ない~!お願い消さないで~!」という気持ちを抱いたこと、何度も何度もあるんだよね。
とはいえ、サイト主/権利者が「これは引っ込めたいな」という情報を引き出してしまう事への、ちょっと後ろめたい気持ちもないワケではない。
「忘れられる権利」、それを考えると、いいのかな? とも思う。
自分自身も何度かサイト作り直している上にサイト移転を余儀なくされて、その間でネット上に載せなくなったデータもいっぱいあって、とはいえ全てを載せるには準備も何も必要だし、自分にとって取るに足らない(と私が判断する)ものもあったりするから、全てを遺して上げ直す形には到底出来ないのだけれども。
とはいえ、調べる側は容赦ないんだよね。
その昔、とある史料整理に参加した事あるけど、100年もすると借用書もラブレターも飲んでた薬の説明書きも、ぜーんぶ「当時の様子を記した歴史的史料」になっちゃうのよね。「数年前から何度か手紙に出ていた○○さん、このたびの調査で、家主の△△さんの姪の嫁ぎ先の妹さんだと判明しました~」とか「■■という薬の袋があったことから推測するに、この時期のご家族でこの病気に罹っていた人がいる可能性があります」とか判明すると「おお~っ」て盛り上がるし。
そうやって、遺ったものから推測する。
遺ったものから(もしかしたら的外れな)予想を立てて、それを「通説」として流す。
そして、それが「真実」とかたられて遺っていく……。
特にゼノって、ネット上で悪意の情報が一人歩きしているケースを何度も見かけたしさ。
カウンターをあてるには正確な――誰でも見られて、自分の頭で考えられる素材となる――ものがちゃんとあって、そこに至る道が示されていたら……もっと何か違うのかもしれない、と思う事が何度もあって。
そういう点では、今の、可変可能なネット上の遺るものだけでしか語られない、断片でしか見てもらえず、その断片が誤っていたもので作られていた場合……個人的にそれが怖い。
私の好きな作品は、私の好きという気持ちは、どう見られているんだろう。
場合によっては悪意にしか捉えられなく伝わったらどうしよう。
私自身も常に正しい事が出来ていると胸張って言えるほどではないけれど。
少なくとも「私の目を通して見た物」の中、なるべく「他の人もいろいろ考えて動けるもの」を形にしていきたいな、それでみんなが楽しむ事に少しでも繋がればいいな、とは思っていたりもします。
ネットを、排除の道具にするのではなく、共助の道具にしていきたい。
そんな事を、日々願っていたり。
さて、Wikipediaの使い方もう一回確認するかー。
投稿は自由、とはいえ、自分で現物見てない者が書き込んじゃっていいのかなー
出来れば誰かに任せたいなー(←小心者)
それはそうと、これはちょっと推論にしかならないので、拡散しやすいTwitter上に載せるのにはためらっているのですが。
発端となった自分の引用RTで取り上げたゼノギサイトのトップでくるくるしていた奴、私自身はFLASHだと思い込んでいたんですが。
でもInternetArchive――ネットのキャッシュを集めたもの――であった同文のもの、私のウロな記憶だと、そのページもなんかスクロールしていたような気がするんですよね。
……もしかしてトップのアレ、FLASHだと思い込んでたけど、JavaScriptで上下スクロールさせていただけだったらどうしよう(汗) だってJavaScriptで出来るよね、アレ。
昔のWebサイトによくあった「次のキリ番は1000番です。踏み逃げ禁止!」が右から左に流れる奴みたいな(w
(Arciveのにはそういう記述なかったけど。
うあーん昔のソースコード見てみたい~!
追記:
裏FF7の言及、Vジャンプにもあったそうです。そういえばゼノギアスの裏FF7がどーのこーのな広告は言われてたとおり発売月のやつにあった pic.twitter.com/mcDXJgzlOZ
— あぐ (@_agu_agu_) December 6, 2018
