"Lモノリスソフト語り"カテゴリーの記事一覧
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EPISODE 2003 当日レポ:02:開会式、というかオープニング。
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そんなこんなで開会である13:00を5分ほど回った頃、会場が次第にフェードアウト。ウグイス嬢の「ご来場ありがとうございました」の挨拶が終わると、前のスクリーンに映像が浮かび上がる。オープニングムービーの始まりだ。
(2021/7/6補遺:このウグイス嬢、鈴木真理子さんだったらしいです)
0.オープニングムービー
宇宙を切り裂いて飛ぶエルザの映像に合わせて、ゼノサーガEP1のイベントシーン映像(主にエンディングに関わるもの。ミルチア大気圏突入時、KOS-MOSの瞳が変容するあのシーンが非常に印象的)をいくつかダイジェストでつなげたもの。ゲームクリアした人にはおなじみのシーン&プラスαで楽しめました。そして最後に「EPISODE 2003 モノリスソフト新作発表会」のロゴが黒字にキラリと光る、そんな感じのオープニング。ゲームショーを彷彿とさせるライトアップの演出が、舞台物好きにはたまらなかったですね。
そういや、ゲームショーでよく床に走らせている「namco」ロゴ、使ってなかったのかなぁ、ちょっと残念。
オープニングムービーが終わる頃、舞台左袖より二人の司会進行役が登場。塩屋誠一郎さんとKOS-MOS役の鈴木真理子さん。
1.原口 洋一氏 挨拶
こちらはナムコ常務執行役員の原口氏のご挨拶。ナムコが出しているH13/4/1~H14/3/31の半期中間報告書(ナムコHPからPDFダウンロード可)(2021/7/6補遺:2005年9月末のバンダイ&ナムコの際にナムコのIR情報を置いてあったサーバが消滅し、現在は追跡が不可能)によれば、「子会社であるモノリスソフトの重要性が増したため、ナムコ本社との経理面における連結の範囲にモノリスを含んだ」との記載があり、ナムコ側としても、今後のモノリスの展開には注目している様子。
2.モノリスソフト代表取締役社長 杉浦博英氏 挨拶
こちらは、G-para.comに一番詳細なコメントが載っている。気になる人は見てくるよろし。
2021/7/6補遺:上記記載のG-para.comのサイトは既に消滅しちゃってます(T_T)
URLだけでも参考に。http://www.gpara.com/news/03/07/news200307232591.htm
要旨だけかいつまむと、
・『バテン・カイトス』と『ゼノサーガ』という二本立て制作に対し、社内組織を変遷。
・上記両ソフトの開発は、モノリスソフト社内/ナムコ内のみならず、外部からの多くの協力を得て行ってきた。
・今後は、親会社であるナムコ以外の会社とも手を携えてゲーム制作を行うことによって、続編信仰・同一開発者によって生じているゲーム制作業界全体のマンネリ化を打破していきたい。
以上、三点かな。
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EPISODE 2003 当日レポ:01:イベント開始前状況
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イベントの一日の流れを、なるべく詳細にレポしておきます。半分自分の覚書みたいなところもあるかな、これは。
長くなっているので一部章立ててご説明。お暇な方は、ZDnetとかファミ通.comとかG-paraとかの情報系サイトから、会場や作品の画像を見てきてからの方が楽しめるかも知れません。
ちなみに、一部敬称略、ということでよろしく。
会場は、恵比寿ガーデンプレイスの奥の方、ガーデンホール3階。
当日は小雨が降ったりやんだりのぐずついたお天気。傘の出し入れのタイミングがはかり兼ねる日でした。過ごしやすいという点では結構よかったですが。
私とその友人が11:00少し前に到着した時には、すでに建物の入り口で十数人が並び待ちをしていました。すでに座り込み始めていた人もいたので、人によってはかなり前から来ていた模様。ちょっと早すぎかな~と思いつつも、とりあえず並んで待ってみることに。(結果、これのおかげでそこそこいいポジションで映像を見ることができたんですが、なんというか……普通にお散歩に来た人の視線がイタイ(苦笑))目の前のマンション、月30万~とか、もうひたすら井戸端やってましたね。気分はまるでゲームショーの入場待ち。
12時くらいになると、ぽつらぽつらと報道陣が報道陣列に並び始めていました。中には列待ちの一般招待客を撮影するカメラマンもいましたが……お願いだからせめて取材腕章orバッヂ付けて撮影して欲しかった(泣)。最近、ネットの普及に伴って、プライバシーの境界が曖昧になってきて、たまたま道を歩いていただけなのに勝手に写真撮られて変な事に使われたりとかするケースとかあるので、誰がどういう目的でカメラを向けているのか、わからないと非常に不安なんです。さすがにナムコの広報担当はちゃんと名札付けてカメラ回していましたが……ってビデオカメラだったよな、アレ。な……何に使うんだろう~(汗)
2021/7/6補遺:EP3発売の時の初回特典DVDに掲載されていた、EP2発売記念社内おつかれさま会の映像の中に、この並び列のスチルが載ってましたね。社内記録用だったっぽいです。
そんなこんなで開場時間。列は既に建物の外周を取り巻く形になっていたらしい。まんまゲームショーですね(笑)。
入場時にハガキを受付に提出し(記念にコピーとっといてよかったと思う貧乏性な私(笑))、パンフレットを受け取って3階の会場へ。3階ホワイエの所にカメラ&録音機材のチェックコーナーがあって、持ち込んだ人はそこで一時お預かりです。……やっぱカメラ付き携帯はアウトだったらしい。まるでライブのノリだなぁとつくづく思ってみたり。
会場は、観覧席の前1/3を報道関係者(ほぼ満席)、後ろを一般招待客が占める形。
観覧席から向かって左側には『モノリスソフト新作発表会』のパネルと司会進行席。
左側には『ナムコ』のロゴと、解説用卓が置かれていました。
さすがにゲームショー名物のパックマンは浮いていませんでした(笑)。
……バブル期だったらモノリスバルーンとか作っただろうけどね……(遠い目)
さて、席についたところで渡されたパンフレットを見てみる。
前回と違って、今回配られたのは、中にステッカーを封入した12Pパンフレットのみ。現在のモノリスのイメージカラーに即したのか、白を基調とした冊子体になっていました。
中に書かれていたのは、リローデッドとエピ2、そして、GC用新作『バテン・カイトス』の概要。
リローデッドとエピ2情報に関しては、直近のファミ通で出された情報と大差ない程度のものでしたが、『バテカイ』(←早速略すし)に関しては、スタッフその他含めて、事前情報がそれほどなかった為、スタッフ情報を見て衝撃が! ←これに関しては、この後の『バテカイ』情報をお楽しみに、ということで。
一通り入場の終わった会場では、一足お先にキャラクターグッズ販売(既に発売されていたテレカとか、会場先行発売のポスター(週ゼノで使われていた羽根KOS-MOSの図柄のもの)とか、ソフトバンクの限定グッズ・モモシーツとか(←思いっきり売れ残っていたのか…)とか、2のイメージイラストテレカ(月を背に、刀に着物のジンが描いてある思いっきり演歌歌手のポスターみたいなあの絵)とか、設定資料集に描かれている第三種兵装・マトック(つるはし)振り上げKOS-MOSのテレカとか)が行われていました。もし、デザイナーさんの画集とかあったら、今回行けなかった友人にお土産にしようと思っていたんですが、そういうのがなかったので非常に残念。麦谷さんの画集(正規版)、先行発売とかいってたら、絶対散財していたな>メカ好き自分(苦笑)
2021/7/6補遺:麦谷さん(CHOCOさん)の非公式アートワーク同人誌『Xeno emission E123+4』は、2018年8月12日に夏コミでの頒布及び電子版の販売告知が為されました。
(参照:Xeno emission E123+4 電子版発行のお知らせ - CHOCOLATE SHOP FLOAT)
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[本稿について]
こちらは、かつてXenosaga発表後に開設された、個人プレイ日記を集めた掲示板サイト「XenoCommune」(現在ではサイト閉鎖)に寄稿させていただいたもののうち、2003/7/21に恵比寿ガーデンプレイスにて開催されました「モノリスソフト新作発表会~EPISODE2003~」に参加した際のレポート記事となります。
会場では一般来場者による録音等は禁止されており、そのため、Azusaが主観的に取捨選択し、書きとめたメモ、及びAzusa自身の事前知識等がレポートの基本となっております。
そのため、同じく会場にいた方でも、全く違う印象/違う感想/違う言葉への反応をされており、自分が体験したものとは異なるといった印象を抱かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、その点はご容赦願います。
※再掲にあたり、2019年現時点での追加情報、当時曖昧だった事柄に関しての情報を若干追補しております。
(作品そのものも、おそらく10年前だと覚えてない~というケースも多いと思ったので、一部、楽天市場の商品画像等を引用して説明に添えております)
2003年当時は「共通言語」だった事柄も、10年以上経った今では曖昧になっていると思った為行った修正ですが、補った部分はAzusaの私的感想&解説部分だけであり、内容に関しては、人名ミス等の明らかな誤りを除いて、ほぼ変更を加えておりません。ご了解いただきたいと思います。
EPISODE 2003 当日レポ:01:イベント開始前状況
EPISODE 2003 当日レポ:02:開会式、というかオープニング。
EPISODE 2003 当日レポ:03:くじら座のζ星――BATEN KAITOS――その1
EPISODE 2003 当日レポ:04:くじら座のζ星――BATEN KAITOS――その2
EPISODE 2003 当日レポ:05:ゼノサーガ EP1 リローデッド情報
EPISODE 2003 当日レポ:06:ゼノサーガ EP2 『善悪の彼岸』 その1
EPISODE 2003 当日レポ:07:ゼノサーガ EP2 『善悪の彼岸』その2
■参考:発表会に関しての報道記事■
・GameWatch Impress「「モノリスソフト新作発表会」開催
「バテン・カイトス」、「ゼノサーガEPI リローディッド」ムービーが上映される」(2003/7/21)
・ITmedia「速報:ゼノサーガ&GCモノリス新作がついに発表!」(2003/7/21)
・ファミ通.com「オリジナルRPG『バテン・カイトス』が発表!」(2003/7/21)
・電撃オンライン「『ゼノサーガ』新作の内容が明らかに!モノリスソフト新作発表会が開催決定」(2003/5/23)
・インサイド「ゼノサーガを超えるタイトルを開発中―――モノリスソフト」(2003/5/23)