"Lモノリスソフト語り"カテゴリーの記事一覧
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さすがにゼノブレ3もあらみら来た後で、それはそうとしてティアキンごりごり担当していて、ピクミン4もきっとバリバリ部分受託してそうなんだから、モノリスの地下で歯車回してるノポン社員死んでしまうも。
ゼノっ子は束の間の休息だと思います。バテンも来るしね! 9月は夏!夏!!
(昨年9月が7月に化けるとかあったので、こちらものんびり構えております/そもそも私イーラが夏休み入る前に終わりそうにないんじゃ)
しかし、MGSもあったりマリオRPGもあったりとして、こんだけリメイクラッシュだと、そりゃゼノも期待しちゃうよねぇ。
ただ、個人的には「どういう理論であの宗教色バリバリの元作品を、今のポリコレ大爆発の世の中で展開するか」が今のご時世、相当ハードル高いとは思ってる。
ゼノギもゼノサEp1も、背脂チャッチャ系ラーメン並に(キリスト教的)宗教世界観どんとのせだからこそ面白い、というのは個人的にあったりするので。下手なところつまみ食いされてあげつらわれたら、物語の流れの良さが誤解されちゃってまた悪口言われまくるよ。そんなの辛いよ。キリスト教的宗教観(背脂チャッチャ)をエッセンスにしながらも、それそのものは他とは違うしっかりした味を持つ、あんなに面白い物語なのに。(特にゼノサEp1はキリスト教的世界観にカチコミ掛けたニーチェがテーマベースなのでより一層にね)
とはいえ、背脂チャッチャラーメンから背脂抜いたら何が残る?……というのは、実のところEP2の時点で少し感じていたところではあるのだけれども。いい出汁のラーメンはそれはそれでアリなんだけど、私は背脂チャッチャを食べに来たの!みたいなのはあったかもしれない。まぁ多分お店の魂の味は変わらないから……と思って当時は食べてきたところはあるのかなあ、などと今更ながら思ってみたり。
なのでゼノギアスとゼノサーガはあの当時に制作に関わった人たちが物語に手取り足取り全面的に関わる形で無かった場合、ちゃんと背脂チャッチャしてくんないと多分認められない派です。ゼノコン全肯定なのは、あれは光田さんのゼノギアスリメイクだから(持論)。
(だからシアトリズムとかFFBEでゼノギ扱われても最近全然そそられないんだわー(まだFHは初めての外部出演だったので少し気になってたけどサ終早すぎ)。キャラ萌えの人には大変申し訳ないけど、私はあの物語世界の中でこそ輝くキャラが好きというこじらせた箱推しなので。ナムカプやPXZ的にその世界の物語の中でしっかり組み込まれているのならともかく、脈絡のない所にキャラだけ出されても、忘れられずに使われている事実はありがたいけど、それちょっと利用されてるだけだよねと悲しくなっちゃう派。キャラ萌えはキャラ萌えで理解するし、それで盛り上がっているのを見るのは滅茶苦茶楽しそうでパワー貰えてすごく好きだけど、同じ道に行けるかというと、寄り添えはするけど、心の奥底は違う道に居そうな気がする時がある。同人やっていた十数年前から、実はずっと)
そう考えると、ソマブリやゼノブレ(無印)がそういった宗教色強めのカラーから脱却して、独自の神話を描きながら、それでもなおかつ面白いというのが、自分の中では感動しきりだったんだよね。宗教のスパイスが無くても(もしくはごくごく薄めでも)ちゃんと美味しいじゃん!という。
後の作品になると少しずつ現代の問題にも切り込んでいくんだけれども(ゼノクロの宇宙人差別やつなみらの血筋正当派拘泥など)、でも、その世界ならでの問題に上手く載せていて、考察派の皆さんや私のように裏読みしなければ気づけないくらいの色にはなっていて。それがまたそれで上手い/美味いなあと。
まぁ、SO2がクリクの描写を乗り越えてリメイクされると考えると、作劇上でのそれらは頑張れば乗り越えられるのかなあという淡い期待はあったりしますが。
でも自然災害(に見せかけた悪い奴らの示威行為)と宗教はまた違うだろうし……。
あああでも思いっきり十賢者の名前宗教絡みじゃんだいじょぶなのか?なのか???
……そういや結局メタトロン戦で詰んだままだったな>PS版。
クロード編とレナ編で完璧にパーティメンバー調整して、両データで全PCキャラ仲間にしてあってボイスある程度確保して、即ユニバースモード始められるデータまで作ったというのに。
新作だと豆狸バケルが気になる。
ゴエモンっぽいなあと思ったら、作ってるグッドフィールって元々ゴエモン作ってた方達なのね。(ていうかロボ戦にゴエモンインパクト感感じてたらマジそうなのかという点でワクテカ)
精神的続編なのかなあ。それだと新作枠というよりなつかし枠として気になってるだけかも。
でも熱血ウマ娘大運動会は私の感性的にはちょっとびみょ~でした。普通にくにおくんやってくるわ。
それはそうとしてこれだけリメイクラッシュなのにDQ3-3D2Dマダー?
(ダイ大無双の話も今回出なかったねぇ)PR -
夏の終わりにとんでもない一級品のオーラルヒストリーが転がり込んできた。
そろそろ語ろうか(其の弐)|和田洋一|note|2020/08/30 15:57
元スクエニCFO→COO→CEO、CESA会長であり、クラウド事業部門シンラ・テクノロジー・ジャパンの立ち上げ人、和田さんの文章。
https://note.com/waday/n/n27fb1b6a2838
(プレジデント神羅の名はぼんやり見覚えはあったけど、FF14配信系は見てなかったのでハウジングおじさんの名は今回調べ直して初めて知った)
一目見て、ゲーム経営史に残るソーゼツな一文だと震えるしかなかった。
其の壱(2020/8/22UP)の方も貪るように読んでしまった。
ツイだと説明不足のまま拡散されちゃう可能性があるので、感想をこっちに書いてみんとす。
といっても、私の興味関心は常にモノリスソフトにあるので、どうしてもその視点でしか見ないけどね。
(というか140字じゃ余白が足りないに分割しながら推敲しながら書くのがツライ。
随に書きたいキーパンチドランカーなのぢゃよー)
和田さんも書かれているように、スクウェア脱藩前後のスクウェアの状況、デジキューブの状況、任天堂との決裂と和解の流れ……あの当時は匿名掲示板大隆盛期だったこともあって、いろんな裏付け無き言葉が濁流のように存在していた。
今ゲーム社会史やるなら、それらのdat落ちしてるものかき集めて機械分析、とかもやるべきなのだろうけれども、それをやって果たして価値があるのかどうなのかレベルの内容ではないかなとは思っている。
(少なくとも串とかIPとかクロス集計しないと多分「多数の声」という史料に使うには怖い。GK)
でも、現場にいた者の一言、それが何より、そんな歴史の暗雲を吹き飛ばしてくれる。
あくまで「その人の視点で」とはなるけれども、それでも、確かに現場を見ていた人の言葉は強い。歴史解釈をとある方向へとベクトルづけてしまう可能性を脳裏に置きつつも。
特に、ゲーム業界だと作り手=経営者だったから、そうでない――自分の生み出した作品<子>に対して過度の情がない――経営一本木な人の目線というのは本当に貴重なんじゃないだろうか。
TIGRAFの時の杉浦さんの発言の数々に近いものを感じる。ここまでの前裁きの上で、ファンド・キューの「筋論」が出てくる。
ここに書かれている任天堂の動き、もしかしたらバテンの時の対ナムコ(→バンナム)の時にも通ずるものがあるのかな、と思ったりもした。
・開発期間は1年(時間をかけて重厚長大にするから業界の未来が暗くなる)
・とにかく「革新的」であること(グラフィクスに頼るな)
バテン資料集の制作コメンタリーは文句なしに一級品の紙史料であるのだけれども、それを別の角度から補い得るだけの話だと思う。
任天堂がどのように(64の轍を踏まずに)GC時代にサードパーティから作品を引っ張ってきたのか、を。
同じように任天堂の元で当時マジバケやっていたブラウニーブラウンはどうだったんだろう?
(マジバケ当時はそちらまで目を向けてる余裕なかったから私自身ノータッチなのが悔しい。ドラ牧めっちゃよかったですぅぅぅぅ!(台所観戦ですが)としか言えない自分でごめんなさい)
和田さんと杉浦さんと亀山さんとで「経営キツかったよねぇえええぇぇ」な飲み屋対談して欲しい(ファン的贅沢)。
……というのを家族の夏休み明けに勢いで書きかけてその後UPし損ねていたら、その参(前編)、(後編)がUPされていた。
これもホント一級品の経営史史料だなぁ。
師走進行(別名おせち進行)があるからしっかり読み込んで自分の考えも補って、というのは無理なのだけれど、やっぱりしっかり読みたい。
今の自分に何をもたらすのか、そんな事はちらり頭をよぎるけど、それでも読みたい。 -
うぇええ何年かかってるの~、と怒られそうな鬼遅ペースですんません。
DSプレイでどこでもセーブ出来るゲームのペースじゃないだろこれわ。
一週間にソーマゲート1個分も進めないとかザラだとこんなもんです。
今年の夏休み前はちょっと頑張った。でも夏休み後はかなり停滞した。
ようやく時間が出来てさぁやるかと言うところで家族が体調崩したり自分がポンコツになってそれどころじゃなくなるというパターンがかなり多かったようには思います。特に後半。
でも10周年になる前に終わってホント良かったっす。(※2008年発売)
そもそもこの報告すら2週間以上遅れだけどな!(←威張るな)
ていうかNORMALのみです。EXストーリーまだ手つかずなので、一緒に遊べる人カモン!
(と今更だしそもそも自分が自由に出歩けない時点で他に一緒プレイ出来るの旦那くらいなんだけどな~旦那も停まっていそうな予感あるある)
とりあえず、子供とプレイ出来る日を願って、新規プレイで支援系ガンナス作ろうかな、という野望はあります。
他にもいろいろ停まったり積まれたりしてるものがあるので、まずはそれから。
ちゃんと感想書きたいけど、それすらタイムアップだわ~。
とりあえずブログの保守がてら。下手すると年内投稿ラストかも。
それでは。 -
※TIGRAF関連の報道特集記事のリストです。
暇を見てはリンクを探して貼り直したりリンク切れを確認したりして編集し直し続けている為、完全な状態では無いことをご了承ください。
最終更新:2020/2/10
■[サイト消滅]TIGRAFのホームページ
http://www.tigraf.com/
■Game Watch Impress
・第2回「東京国際CG映像祭(TIGRAF)」、11月4日から開催 映画「ケイナ」日本初上映、水口氏プレゼンテーションなど注目セッション多数
(2003年10月14日)[Reported by 佐伯憲司]
https://game.watch.impress.co.jp/docs/20031014/tgraf.htm
・東京国際CG映画祭「TIGRAF」3日目はゲーム特集 クリエイターの生の声が満載
(2003年11月7日)[Reported by 佐伯憲司]
https://game.watch.impress.co.jp/docs/20031107/tigraf.htm
■SOFTBANK GAMES (現在はIT MEDIA内コンテンツ)
・ゼノサーガ,FFのCG制作過程がTIGRAFで公開!
(2003年11月6日)[Reported by SOFTBANK GAMES]
https://nlab.itmedia.co.jp/games/gsnews/0311/06/news11.html
・三並氏,水口氏がTIGRAFで語る“ゲーム映像”とは?
(2003年11月6日)[Reported by SOFTBANK GAMES]
https://nlab.itmedia.co.jp/games/gsnews/0311/06/news13.html
■電撃ONLINE
・【TIGRAF】『ゼノサーガEP2』、『フロントミッション4』の映像制作ポイントを紹介!
(2003年11月6日(木))
https://dengekionline.com/data/news/2003/11/6/3f1ddd793d82dfc6fea9dbf2e7601b28.html
・【TIGRAF】『クロックタワー3』では映画のノウハウを採用。元UGAの水口氏も登壇
(2003年11月6日(木))
https://dengekionline.com/data/news/2003/11/6/9b79a09237de61166526b3c7fde630a9.html
・【TIGRAF】ハリウッドと同じ道をたどるか?クリエイターたちによるシンポジウム
(2003年11月6(木))
https://dengekionline.com/data/news/2003/11/6/4cf8d86a53872470a2a90fc67488c632.html
■TIGRAF第一回の様子/DVD映画ポータル
・http://www.eiga-portal.com/tvgame-news/tigraf/01.shtml
・http://www.eiga-portal.com/tvgame-news/tigraf/02.shtml
・http://www.eiga-portal.com/tvgame-news/tigraf/03.shtml
■TIGRAF第二回の様子/DVD映画ポータル
・http://www.eiga-portal.com/tvgame-news/tigraf2003/01.shtml
・http://www.eiga-portal.com/tvgame-news/tigraf2003/02.shtml
・http://www.eiga-portal.com/tvgame-news/tigraf2003/03.shtml
■1:モノリスソフトの世界 ■
□1’:モノリスソフトの世界 □
■2:スクウェア・エニックスの世界 ■
■3:カプコンの世界 ■
■4:水口哲弥の世界 ■
■5:スペシャルシンポジウム ■
参考:TIGRAFに関する報道特集WEB記事 -
かつての自分のサイト【翠輪堂-檀林】で載せていたゲームイベントレポ。
iswebのホームページサービス終了と共に消滅してしまっていたんだが、自分としては、各種報道機関のTIGRAF特集が、(仕方ない事とはいえ)ゲーム会社というスポンサーに遠慮しがちで、もっとグイグイ語ったものがない~!おもろくない~!!と思ってて、いつかはWEB上に載せ直してやる……!と思ってながらも、なかなかブログに書き起こすだけの時間と根性がなくて。
でも、ゼノブクロ発売前夜祭~!という浮かれ気分で、思わず再掲してみました。
再掲していて「あああ~熱い~!」と、あの当時の講演会を思い出して感無量。
特にスペシャルシンポジウム!
あれ、プロデュース論がガツンガツンぶつかるトークでめっちゃ面白かったのに、世の中には公式にどこにもあれを記録したものがなくって、正直悔しい思いはしていたんだわ。
オーラルヒストリーじゃないけれども、ああいうのは非常に貴重だと思うの。
私だけの視点じゃなくて、他にもUPしていた記事があったら、教えて欲しい。本当に。
ちなみに。
序の文(font size=1の奴)、しつこくおんなじのコピペってますが、単発でページ見られた時に、あの注意書き読まないで引用されたりすると割とへこむので、毎度毎度貼ってみたりした。スクロールめんどくてごめんちょ。
■1:モノリスソフトの世界 ■
□1’:モノリスソフトの世界 □
■2:スクウェア・エニックスの世界 ■
■3:カプコンの世界 ■
■4:水口哲弥の世界 ■
■5:スペシャルシンポジウム ■
参考:TIGRAFに関する報道特集WEB記事